2013年6月26日水曜日

会田誠、蟻川実花らの現代アート展(619asahi)

岡山県倉敷市・大原美術館

 岡山県倉敷市の大原美術館で、21世紀になって同館が収蔵した現代アートを紹介する「オオハラコンテンポラリー」廣が77日まで開かれている。気鋭の作家48組が手がけた
絵画や映像、写真、立体造形などの86点が並んでいる=写真。
 会田誠の「愛ちゃん盆栽」は松の枝先に少女の首が実る奇怪なオブジェで、蜷川実花の色鮮やかなバラの写真作品もある。ほかに押江千衣子、小谷元彦、小林孝亘、福田美蘭、ヤノベケンジ、山口晃ら。
 同館は2000年代に入ってから、若手の育成支援に力を注いでいる。毎年公募した若手に最長3カ月の滞在費とアトリエを提供して作品を発表してもらっているほか、大原家旧別
邸の有隣荘で現代作家の展覧会も開催。平面作家の登竜門「VOCA展」にも大原美術館賞を出している。
 今展はこうした取り組みを通じて収蔵してきた作品が中心。高階秀爾館長は「80年余りの歴史を持つ大原美術館は、時代とともに成長し続ける。若い美術家を支援するのは私た

ちの使命」と話している。

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