2012年4月21日土曜日

「美術史」第一目

「美術史」の授業が始まったのである。
この美術学科の美術史の授業は一風変わっている。単純な講義だけに終わらずその時代時代の美術を実践するのである。
第一回目は「原始美術」であった。洞窟の残された動物たちの壁画、原始の人々は何を想ってその絵を壁に描いていたのか?
残された記録から想像を巡らし、あたかも自分が初めて絵を描いた原始人であるかのように、学生たちは人類が初めて抱いた表現衝動を追体験したのであった。

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