2010年8月29日日曜日

体験イベントも夏を過ぎ、秋へ突入!

「美術学科」の体験イベントも夏の部を終了し、秋へと突入です。
先日二日続きで行われたイベントの様子をアップしておきます。
●「画面は世界である」
アトリエから幾つかのモチーフを持ち出し、講座が行われる教室へ移動し、
担当講師の亀井先生の指示のもと、モチーフが組み合わされます。
全ての可能性をその内に秘めているタブラ・ラサ(白紙)に、一本の線が引かれることで、
画面は確実に一つの世界を持ち始め、自立していくのです。
そのプロセスこそが、モチーフと作者と平面との間の、絶えることのない関係のせめぎ合いとなります。制作中の参加者の様子をスナップ。

●「変幻自在、顔は幾つもある」
かつてキュビズムに於いて、ピカソ、ブラックなどが盛んに解析、解体、抽象、再構成を繰り返して制作して来た作品をベースに、参加者は与えられた資料をもとに作品化へと励む。
形態の解析に止まらず、内なる多面性、内なる怪人二十面相の出現をも目論んでいましたが、
いかんせん短い時間での作業、なかなか思うようにはならず、描き手本人が誰なのかさえ解らなくなる、奇妙な体験をした参加者でした。

「美術」は奥が深いのである!

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